ＣＯＰ２１に積極姿勢の中国、北京では深刻な大気汚染

听力文本：

　ＣＯＰ２１では地球温暖化に対して積極的な姿勢を打ち出している中国ですが、北京ではここ数日、最悪の大気汚染が続いています。　北京では１日、微小粒子状物質「ＰＭ２．５」の濃度が日本の環境基準の２０倍を超える、１立方メートルあたり７００マイクログラム以上に達しました。　「（空気が）ひどすぎます」（北京市民）　「マスクを忘れてきたので、今日はすごく怖いです」（北京市民）　北京市当局は、２番目に深刻な「オレンジ警報」を出して小中学校に屋外での活動を控えるよう求めるとともに、市民には出来るだけ車を運転しないよう呼びかけています。　一部の工場の操業停止や建物の取り壊しを禁じるなどの対策を取っていますが、効果は出ておらず、市民の間にはいら立ちが募っています。（01日17:17）

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